今さら出資馬紹介 其の壱



父:リンカーン
母:インディボールド(母父:A.P.Indy
2009/2/5生・牡・鹿毛
募集価額:1400万円(1口:3.5万円)
予定厩舎:西・音無秀孝厩舎

今さらながら出資馬紹介。


まず、私が東京TCに新規参入した理由が


・サンデー系種牡馬の仔を持ってみたい(ラフィアンでは恐くてry
・一流厩舎の管理を体験したい(ラフィアンではry


ラフィアンでは経験できないことをしたいと入ったワケですから、父リンカーン。予定厩舎が音無師ということで募集馬リスト時点で出資候補。

カタログ見て、お尻の形状が好み、値段が安い(最重要)ということで申込みました。


音無師もカタログで父には似てないって発言してるし、私が好みな馬体ってことでダート馬だと思って出資したワケですが、今のところ評価は


・とにかく体がデカイ
・顔がメイショウサムソンに似ている(笑)


の2点のみw うん、父の産駒成績からもインフォーマル09と同様、中々期待できそうですねw


まぁ、一応は良血ですし、これから変わってきてくれるでしょう。
A.P.Indy産駒だと思って応援するので頑張っていただきたい。


以下、募集時カタログコメント等


02/14(社台ファーム
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線1000m。馬体重520キロ。
長浜氏「順調に直線ウッドでハロン18秒のキャンターを消化しています。まだ太いので少しモタモタする面は見られますが、馬力は十分。これから乗り込んで行っての進化が楽しみです。しっかり乗り込んで鍛えこんでいきますよ」


01/14(社台ファーム
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線1000m。馬体重516キロ。
長浜氏「順調に直線コースでの乗り込みを消化。ダートコースでハロン18秒のところを乗っています。馬体重は重めに感じるかもしれませんが、現状はこのくらいで安定しています。雄大な馬体でバランスも悪くないですよ。ここまで順調です」


12/27(社台ファーム
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター2400m、直線1000m。馬体重510キロ。
長浜氏「周回コースの日と直線入りの日を交互に設定して、順調に乗り込んでいますよ。調教進度が上がっても、くたびれる様子もなくコンディションは良好。多少、力任せな面は残っていますが、これから調教が進んでいけば楽しみですよ」


11/30(社台ファーム
馴致も完了し、ダートコースでの軽い乗り込みを開始したインディボールド09。その最大の魅力は、現在512キロという雄大な馬体です。社台ファームの青田氏も、その身体付きを高く評価しています。

「いかにも男馬らしい、ゴツい身体付きをしていますよね。おそらく、母父であるエーピーインディが、強く出たためと思います。力感タップリでありながら、柔らかさもあるので、決して窮屈にはならないところが、このインディボールド09の長所となっています」

その力感溢れる馬体から、パワー型の印象が強いインディボールド09ですが、今後調教を強めていくにつれて、芝G2競走を3勝した父リンカーン譲りの芝適性が前面に出てくる可能性もあると、青田氏は指摘します。

「現状からすれば、ダート戦線の大物を目指すという将来像が見えてきますが、今後、調教を強めていくと、シャープさが出てきて、むしろ芝の方がいいかなという風に変わることも十分にあると考えています。いずれにしても、素質的には高い若駒ですし、パワフルなスピードに磨きがかかるのか、鋭さ、軽さを押し出してくるのか、よく見極めていきたいと思っています」

威風堂々といった様子で、社台ファームでの日々を送るインディボールド09。1992年米年度代表馬に輝いた母父エーピーインディから、独特の大物感も受け継いだようです。


10/26
日高町の社台ブルーグラスファームから、10月12日に千歳市社台ファームに移動してきたインディボールド09。取材に訪れた日は、社台ファームに入って、まだ3日目で、環境の変化に、いく分戸惑い気味でもありました。社台ファームの井上氏に、到着以来のインディボールド09の様子を伺ってみました。

「ちょっと強情なところも見せていますが、まだ新しい環境に慣れていないせいがあるのかもしれません。実際、最初はうるさかったけど、こちらに来て10日もすれば、すっかり素直で従順なタイプになる若駒も多いですから」

インディボールド09の現在の馬体重は510キロ。いささか太めにも映りますが、「まったく心配はない」と、井上氏は主張します。

「ウチは、ダートコースを使って、しっかりと乗り込みますから、むしろ、牧場に来た当初は、少し太いくらいの方がいいんです。おそらく、1カ月もすれば、かなり馬体が絞れて、見た目の印象もガラっと変わってくるはずです。現在はお尻が大きくてパワー型かなと見えますけど、調教を積んでいくうちに、芝向きの体型に変化していくことも、結構あるんですよ」

インディボールド09の父は、2010年から産駒がデビューしている新種牡馬リンカーン。父馬とインディボールド09の関係について、井上氏が面白い証言をしてくれました。

リンカーン産駒は、あまり手掛けた経験がなくて、一般的な特徴とかは、よく分からないのですが、インディボールド09の顔は、血統的な繋がりはないけど、メイショウサムソンによく似ていますね(笑)」

顔が似ているよしみで、インディボールド09には、ダービーを含むG1戦4勝の名馬中の名馬メイショウサムソンのような競走馬に、是非とも成長してもらいましょう。


10/12(社台ファーム
本日、社台ファームに移動しました。


09/30(ブルーグラスファーム)
馬体重498キロ


09/07
【現所在地】社台ブルーグラスファーム(日高町


【2010.8月測尺】馬体重466 体高159 胸囲181 管囲20.2

【予定育成先】社台ファーム


カタログコメント
米で生産された母インディボールドは、競走には不出走のまま、生まれ故郷で繁殖入りしました。当地で、父にタッチゴールドを持つ、米で2勝をあげた牝駒ゴールドプライシズライジングなどを産んだ後、半弟ゼンノロブロイの大活躍もあり、日本への導入が決定。わが国では、父トークイズマネーの牡駒で、中央競馬で勝ち上がったパッセジャーレ、現役で走っている、父ネオユニヴァースの牡駒アサクサハンターらを送り出し、2009年春に父リンカーンの牡駒インディボールド09を出産しました。母系は、現代の日本競馬界を代表する名門のひとつで、祖母ローミンレイチェルは、米G1バレリーナHなどを制した一流競走馬。繁殖牝馬としても、4歳秋にG1競走を3連覇した前述のゼンノロブロイ、米G1フリゼットS2着のダーリングマイダーリングを産みました。また、米G1エイコーンSを制したキャッツクレイドル、加G3グローリアスソングS馬ハローレイチェルも同じ母系の出身者となります。2009〜2010年にかけて、タガノエリザベートのG3ファンタジーS勝ち、オークスサンテミリオンを筆頭とする、ゼンノロブロイ初年度産駒の大成功と、この母系の持つ勢いは素晴らしいものでした。父リンカーンの能力の高さと母系が誇る活力が上手に融合すれば、インディボールド09のクラシック戦線での活躍も十分にあり得るはずです。


調教師コメント

―― 実馬を見られた印象をお願いします。

私のところにいたリンカーンの産駒だけど、リンカーンには似てないなぁというのが第一印象でしたね。リンカーンは薄くて、伸びのある馬だったけど、この馬は幅があって、良い筋肉がついている。お母さん方のA.P.Indyの血が出ているのじゃないかな。種牡馬の格から言うと、リンカーンよりもA.P.Indyの方が断然上ですから、母方の影響を受けているのは悪いことではないですよ。

―― 使い出しや育成に関してのプランをお聞かせください。

リンカーンの3歳〜4歳時は体質が弱くて、思うようにレースを使うことが出来なかったんですよ。この馬は骨量があって、しっかりしていそうなので、リンカーンの時の様な心配をしなくても良さそうですね。パワー型に見えて動かすと柔らかい。運動神経が良さそうですね。使い出しの時期は育成過程をしっかり見極めて決めたいと思っています。

―― 期待の程をお聞かせいただけますか。

私が管理していたリンカーンの産駒ですし、少しでもお父さんに近付けるように頑張りますよ。お父さんの成績を超えてくれると最高ですね。