今さら出資馬紹介 其の四




父:バーナーディニ
母:Aophie(母父:ホークスター)
2009/1/15生・牝・黒鹿毛
募集価額:3200万円(1口:8万円)
予定厩舎:東・国枝栄厩舎


世間はキャロの募集馬発表で盛り上がっている中、今さらながらの出資馬紹介4。


出資理由はもちろん、馬体と血統背景




じゃなくて

例の記事ですw





この世代は5頭目で完全に予算オーバーとなりましたが

・ジュリアとフィアレスの補償があった(微々たる物ですが)
・諸々の理由でラフィアンで新規出資する気がなくなった(レジェールの補償が発生すれば別ですが。…ま、補償は発生しそうなんですけどね。。。)

と補償&ラフィアン10年世代の予算を使っての出資です。


総額3200万円の(私にとっては)高額馬で牝馬、○外と危険度満点ですが、国枝師のラッパで踊ってみますわ。
一応、東京デビューが目標だそうで、頑張っていただきたい。






以下、自分メモ用過去の近況


08/15(ファンタストクラブ
マシン運動30分、常歩2400m、屋内ダートコースと坂路を併用して調整中。馬体重522キロ。
ファンタストクラブ石坂氏「11日に国枝先生が視察に来られて、「府中から行くか。それに向けて調整してくれ」と言われました。直接入厩ではなく、一旦ジョイナス辺りでワンクッション置くでしょうから、そう考えるともう時間はそんなにないですね。9月には移動と考えると、うちで速いところをやれるのはあと2本。移動間近になったら輸送に備えて軽めに調整していきます。以前見られたスクミも最近はありません。順調に来ているので、このまま良い状態をキープして送り出したいですね」


07/29(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダートコースと坂路を併用して調整中。
ファンタストクラブ石坂氏「変わりなく順調ですよ。週に一度は併走で、3F47秒−2F15−15のところを乗っています。だいぶ状態も上がってきていますが、先生の話では、暑い時期に無理する必要はないとのことなので、デビューは秋になるかもしれません。そのため、今はこの状態をキープするよう心がけています。状態に合わせて、メリハリのきいた調整をしていきたいと考えています」


07/15(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダートコースと坂路を併用して調整中。
ファンタストクラブ石坂氏「順調、順調。先日、先生が来場された時も、『この感じなら札幌からいけそうだな』とおっしゃっていましたよ。週に1度速いところをやっていますが、一昨日は終いの2Fを15−14。これでも抑えきれないくらいの勢いだったね。牡馬と併せ馬をして闘志に火が付いたのか、行きたがって気負う面を見せていたけど、走り自体は上々。追い切った直後は多少硬さを見せたけど、午後には解消していたので問題ないと思うよ。そういう気性でも、トレセンでもっと厳しい稽古をすれば違った形になってくると思うので、今はこのくらい元気で問題ない。距離も持ちそうな印象を持っています」


06/30(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダートコースと坂路を併用して調整中。馬体重520キロ。
ファンタストクラブ石坂氏「先週の水曜日、坂路の2本目に、3F42秒−2F28秒をマーク。時計は速過ぎるくらいだけど、それだけ具合が良すぎる証拠。抑える方もなかなか大変ですよ。それでも、翌日もすくみなどの症状は出なかったし、昨日も坂路で3F43秒−2F27秒で乗っています。スピードがあって行きっ振りが抜群。若駒ではなかなか自分から行く気を見せない馬もいますが、彼女の場合は既に競走馬のような感覚になっているんだろうね。まだ速いところをやった後にすくみが出ることはありますが、昨日の今日でも問題はないし、動きや馬体は申し分ないからね。明日、国枝先生が来場予定になっているので、場合によっては具体的な指示があるかもしれませんね」


06/15(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダク1500m、ダートコース・坂路調整(ハロン20〜14秒)。
担当スタッフ「今日は坂路で3F45秒、2F27秒のところをやりました。なだめるのが大変なくらい、かなりのスピードがありますよ。国枝先生は、札幌開催で下ろすことも考えているようなので、それに合わせて調整を積んでいきます」


05/31(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダク1500m、ダートコース・坂路調整(ハロン20〜14秒)。馬体重528キロ。
石坂氏「だいぶ良くなってきました。稽古でもものすごい手応えで走っています。先週の金曜日、メデューサと併せ馬をしましたが、こちらが追いかける形で、最後は互いに譲らず、終い13秒台まで出ていたと思います。どちらも手応えは良かったですが、強いて言えばガナドーラの方がやや優勢だったかな。予定以上の時計が出てしまったので、その後の歩様を注意深く観察しましたが、すくんだり硬さが出るようなこともないので、飼料などを工夫してきた効果もあるのかもしれませんね」


05/13(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、角馬場調整1200m、ダク1500m、ダートコース・坂路調整。
石坂氏「乗り運動再開後も歩様は問題ないようなので、順調にペースを強化。状態面も上向きです。来週あたり15−15をやってみて、どういう反応を見せるか様子を見ようかと考えています。獣医師とも相談して、配合飼料などにも気を配りながら調整しています」


04/28(ファンタストクラブ
今週、月曜日から乗り運動を再開。
石坂氏「先週末から歩様チェックをしてきましたが、特に問題なかったので、月曜日から乗り運動再開。火曜日にもチェックしてもらいましたが、今のところ問題ありません。この後、歩様の硬さが出なければ、またペースを戻していけると思います」


04/15(ファンタストクラブ
担当スタッフ「前回お話した週初めの硬さですが、治療してだいぶ気にならなくなってきたのですが、獣医師とも話し合って、今週からひと息入れてやることにしました。そうした症状も、馬からの何らかの合図だと思いますし、まだこの時期ですからね。完全に不安のない状態に戻してから乗り出そうということになりました。状態を見て再開時期を決定します」


03/31(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダク1200〜1600m、キャンター1200〜1600m(ハロン22秒)、800m坂路1本(ハロン18〜20秒)。馬体重510キロ。
担当スタッフ「今週月曜日、休み明けの調教開始時に少し硬さがあったので、マシン運動の量を増やして、しっかりほぐしてから乗るようにしています。調整自体は順調。普段からオン・オフのしっかりしている子なので、こちらの手を煩わせることなく、しっかり稽古に励んでいます」


03/19(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダク1200〜1600m、キャンター1200〜1600m(ハロン22秒)、800m坂路1本(ハロン19〜20秒)。
担当スタッフ「変わりなく順調です。馬体はつくところには肉がつき、締まるところは締まってきた印象。もともとが大柄な馬なので、雄大さは変わりませんね。従順な馬で何の問題もありません」


03/01(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダク1600m、ダート1600m(ハロン22秒)、坂路800m(ハロン18〜20秒)。馬体重510キロ。
担当スタッフ「普段は大人しくてノンビリしていますが、乗り出すと良さが出る子ですね。この時期の若駒は、1頭になると自分から行く気を出さない子も多いのですが、この子は違いますね。走る時はヤル気を出してくれるので、オン・オフの切り替えがしっかりできていると思います」


02/15(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩3000m、ダク1600m、キャンター1200m(ハロン22〜24秒)、800m坂路(ハロン22秒)。馬体重514キロ。
石坂氏「馬体重は変わらないけど、体はひと回り大きくなって、しっかりしてきた印象です。大きい馬は横ブレしてフォームが乱れがちなんですが、この馬にはそれがないね。以前、タイキブリザードに跨ったことがありますが、あの馬も相当に大きかったけど、横にはブレなかったからね。そういう意味では同じ感じ。大柄でも手先が軽いんですね。その点はいい要素だと思います。女馬でもパワーがありそうだし、楽しみですよ」


01/31(ファンタストクラブ
現時点で514キロという、牝馬ながらも雄大な馬格を誇るゾフィー09ですが、動きの方に重苦しさはなく、キビキビとした素軽い走りを見せているそうです。ファンタストクラブの石坂氏が、その近況を語ってくれました。

「屋内ダートコースで乗り込んでから、屋根付き坂路コースで1F22秒ほどのキャンターを行っています。いまのところは、精神面のケアにも気を使いながら、じっくりと調教を施しでいる段階ですね。雪が融けて、屋外の調教施設が使えるようになったら、調教ペースを上げていく予定でいます。並行して進めているゲート練習の方も順調で、賢さを持っている若駒でもありますね」

米キーランドセールから、ゾフィー09を見続けている、三浦獣医が、「トモの逞しさが目立つ、典型的なアメリカン体型の持ち主で、スピード能力とパワーには、間違いなく非凡なものがある」と評するゾフィー09。米2歳G1スピナウェイSを制した半姉アピーリングゾフィーのように、競走馬として大きな花を咲かせてくれることを期待しましょう。


01/14(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩2000m、屋内ダートで速歩2400m、800m坂路(ハロン22秒)。
石坂氏「牝馬ですが、雄大な馬体にトモも立派。でも、動きはキビキビしているね。大きな馬は、一度苦しい思いをしてしまうとデレスケになる可能性があるので、この子の場合も、速い時計を出し始めた時に、嫌な思いをさせないよう、精神面はしっかりケアしていこうと思っています。スピードはありそうですが、ある程度、距離には融通が利きそうですよ」


12/27(ファンタストクラブ
マシン運動40分、常歩2000m、ダク2400m、軽めのキャンター800m。
石坂氏「来た当初に比べてだいぶ毛ヅヤが良くなってきて、体の方も締まりが出てきましたね。ここまでとてもスムーズに進められていて、ゲートの方も前扉を閉じた状態で中に入れて、後ろ扉を閉めるところまで練習しています」


11/30(社台ファーム
「現在の調教メニューは、1時間のウォーキングマシンを行った後に、周回コースを使って、40分ほどの乗り込みを行っています。ここまでは順調に、とてもいい感じで来ていますよ。現在のところは、スピードに優れたタイプという印象を持っています」

社台ファームの青田氏が、そう評するマニエラ09。性格的にも、競走馬向きなのではと、青田氏は指摘します。

「いわゆる“かん性が強い”というか、負けず嫌いのところがありますね。このあたりは、ネオユニヴァース産駒のいい面が出ていると考えています。お父さんのネオユニヴァースは、ここまでのところ当たりハズレがある種牡馬ではありますが(笑)、超大物を出す魅力がありますし、このマニエラ09も、素晴らしい競走馬に育つ可能性を十分に秘めていると思いますよ」

曾祖母に英2歳牝馬チャンピオンのエンブラ、一族にマイルCSを制したゼンノエルシドといった内外のG1ホースを持つマニエラ09。父ネオユニヴァースの血の相乗効果も得て、歴史に名を残すような大物へと成長して欲しいものです。


12/02(社台ファーム
【測尺】                     
馬体重496 体高160 胸囲185 管囲21

年度代表馬と北米リーディングサイアーの両タイトルを獲得した、歴史的名馬エーピーインディの直仔で、アメリカ生産界期待の新鋭種牡馬となっているバーナーディニを父に持つゾフィー09。現在496キロある雄大黒鹿毛の馬体は、1歳馬の同期生のなかでも、一際目立つものでした。ゾフィー09が暮らしている、日高町ファンタストクラブの石坂氏が、その第一印象を語ります。

「検疫があけて、11月上旬にこちらに来たのですが、やはり逞しい馬体が、心に残っています。エーピーインディ系ということでは、G1NHKマイルCを勝ったシンボリインディの育成を手掛けた経験があるのですが、小柄で神経質な面があったシンボリインディゾフィー09は、大分印象が違います。あるいは、ゾフィー09は、エーピーインディの父であるシアトルスルー産駒だった、G1安田記念タイキブリザードに似たタイプなのかもしれません。さすがにゾフィー09は、タイキブリザードほどは大きくありませんが(笑)、大型馬ながら、とてもバランスの良い馬体の持ち主ということでは共通していますからね」

現在、ウォーキングマシンを使った運動をしながら、本格的な馴致が開始するのを待っているゾフィー09。今後は、ジックリと調教を積んでいく予定が立てられています。

「一冬越えたあたりで、このゾフィー09の本来の姿が見えてくると思います。どのように変わり、どのように成長していくか、楽しみが非常に大きな若駒であることは間違いありませんね(石坂氏)」