11/16-12/01 近況


11/16(音無厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、角馬場でダク調整後、軽めに坂路一本。
 栗東坂路 助手 67.6−50.6−33.5−16.4 なり
音無調教師「明日追い切る予定なので、今日は普段通りの坂路メニュー。どうも一頭だと前向きさを欠く感じだね。併せれば走りに集中して真面目に走っているのだけれど、遅れてしまうとヤル気を失ってしまうこともあるからね。明日の稽古でどれだけ走ってくれるかで、今後の見通しが立ってくるんじゃないかな」


11/17(音無厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下の角馬場でダク10分後、坂路にて併せの外で追い切る。
 助手 アンセム 54.9−41.0−27.7−13.9 一杯
 助手 ビッグビート 54.8−40.9−27.6−14.1 一杯
ゆっくりとしたスタートからジワジワと加速。直線でフワッとして集中力を欠きそうになりますが、その瞬間にムチが入り気合いを付けられると、気を取り直してワッセ、ワッセといった感じで完歩を刻み、一定のペースに達すると、跳びの大きな綺麗なフットワークで駆け抜けていました。
助手「まだ重くて、自分の体を持て余していますね。その分、走りのバランスは改良の余地あり。坂路だけでは仕上げ切れないし、上が重いと脚元にも良くないので、これからはポリトラックでの調教も入れながら体を作っていきます」


11/23(音無厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、角馬場でダクを軽く踏んだ後、軽目に坂路一本。
 栗東坂路 助手 68.5−51.4−34.2−17.0 なり
音無調教師「明日の追い切りを予定しているよ。基本的には穏やかな馬で、気持ちも状態も安定しているよ。ただ、大型馬でまだ体に緩さはあるし、調教だけでは仕上げきれないところもあるからね。ある程度、しっかりと乗り込んで、時計が出たところで、後は使いながらの調整を考えているよ」


11/24(音無厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、坂路下の角馬場でダク10分後、坂路にて併せの内で追い切る。
 助手 アンセム 54.4−40.8−27.8−14.4 一杯
 助手 ビッグビート 53.9−40.4−27.3−14.0
道中は、大きな安定したフォームでピッチを上げていきますが、終い仕掛けられてからの反応がもう一つで、ビシビシとムチを打たれます。そこから必死の形相で一定のペースを保ったままフィニッシュ。
助手「ふぅ。こちらもしんどいですよ(苦笑)。昨日の夜、雨がたくさん降って馬場が重たくなっているのもあるし、まだ動けなくても仕方がないですよ。力がつき切っていないので、坂路では動きにくいと思います。来週は、下の軽いポリでの追い切りを考えています」


11/30(音無厩舎)
乗り運動で逍遥馬道を通り、ダクを軽く踏んだ後、軽めに坂路一本。その後、ポリトラックにてブラボープリンスと併せて追い切る。
 栗東P 79.9−65.3−??.?−12.2 一杯
助手「坂路の走りより、明らかに周回コースの走りの方がいいね。まだ緩さがあるし、力も付き切っていないから、現時点では坂は苦手のようですね。今後も、坂路での追い切りで時計が出なくても、気にしなくてもいいですよ」
音無調教師「12月17日の小倉・ダート1700mか、翌週の阪神・芝2000mのどちらかを考えています。もう少し今後の動き等を見ながら決めたいと思います」


12/01(音無厩舎→グリーンウッド)
音無調教師「昨日の午後の馬体チェックの際、右前に若干熱を持っていました。ビシッと追い切って、いくらか脚元に負担が掛かってしまったようです。しばらく様子を見たいので、デビューの予定は一旦白紙に戻して、放牧先で状態を確認したいと思います。明日、グリーンウッドに放牧に出すことにします」
 

坂路ではサッパリ動かなかったアンセムですが、フラットコースで一変。
「山が動いた!」と喜んだのですが、残念。大型馬だけに仕方ないですねぇ。。。


脚に熱を持っているとのことで、嫌な感じ。症状が軽いことを願ってます。